トークディスカッション「大溝 発酵するまちの未来」

トークディスカッション「大溝 発酵するまちの未来」

大溝ぶらり学の第二弾。「大溝 発酵するまちの未来」と題して、トークディスカッションを開催します。
(※大溝ぶらり学第一弾はこちら

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◯日時:10月14日(土)14時〜16時15分
◯会場:アイリッシュパーク 小ホール (高島市勝野670) → google map
◯定員:50名程度
◯参加費:500円(お土産つき)
◯パネリスト:
 白井 忠雄氏(高島歴史民俗資料館 学芸員)
 福井 順一氏(㈲淡海酢 代表取締役社長)
 福井 毅氏(清酒 萩乃露 醸造元 ㈱福井弥平商店 代表取締役社長)
 北村 真里子氏(四〇〇年鮒寿し 総本家 喜多品老舗 十八代目)
◯コーディネーター:
 山本 晃子氏(高島市教育委員会文化財課)
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現在、大溝には、酒、酢、鮒ずし、味噌糀の4軒の老舗醸造蔵元があります。
比良山系の豊かな湧水に恵まれた地の利により、「発酵食」が発展し、文化となって今に受け継がれています。

大溝は「重要文化的景観」に選定されている地域で、人々の生活や生業、風土に深く結びついた地域特有の景観があるということが認められ、国の文化財になっています。

文化財といっても、まち全体のことですから、そのまま標本のように保存してゆくわけにはいきませんし、それがよいわけでもありません。
過去から今に受け継がれてきたものの中から、今後なくなってしまってもしかたのないもの/これからも大切にしていきたいものを、地域で意思をもって選んでいくということが必要になるのだろうと思います。

そのような、変容することも含みつつ、よりよく活かす方向性を目指す、生きた文化財であるのが重要文化的景観です。

今回のトークディスカッションでは、「食」という生業を通じて、重要文化的景観・大溝のまちの過去を振り返り、未来の姿について考えることをテーマにしています。
パネリストには、大溝の歴史の第一人者・白井忠雄氏、老舗醸造蔵元当主の御三方・福井順一氏、福井毅氏、北村真里子氏、そしてカフェという場から地域活性に取り組む岡野将広氏をお迎えします。

ディスカッションは二部にわけて行います。
第一部では、江戸時代にさかのぼり、大溝の歴史をひもときます。白井氏と3名の老舗当主の方々にお話をお伺いしながら、大溝のまちの原型や発酵食文化のルーツをたどります。

第二部では、現在のそれぞれのお店と地域との関わり方、そして未来に向けての地域の活かし方あるいは生き残り方、というようなお話を、岡野氏と3名の老舗当主の方々にディスカッションしていただきます。

「食」を生業として大溝に根ざす皆さんの見つめる先に、「重要文化的景観」に選ばれたまちの未来の方向性があらわれるかもしれません。

歴史好きな方、伝統食に関心のある方、あるいは地域を活性化させる店づくりに興味のある方、まちづくりに取り組んでおられる方など、広く楽しんでいただけるトークディスカッションになると思います。

そしてちょっと嬉しいプレゼント♫として、パネリストの方がご用意くださる美味しいお土産つきです!(4種類のお土産の中から、何が当たるかは当日のお楽しみ)
定員になり次第、締め切りますので、お申込みはお早めにどうぞ。

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《申込み先》
大溝の水辺景観まちづくり協議会
Mail:oomizo.mizube@gmail.com
TEL:0740-36-2011(水木定休/10時〜17時)
FAX:0740-36-2012
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