大溝のまちについて
国選定重要文化的景観「大溝の水辺景観」の概要 (外部リンク)
大溝(高島市勝野)は、高島市南端部に位置する、静かで風光明媚な田舎町です。
この地は、古代から湖上輸送の交通の要衝として重要な位置を占めていました。 また、背後に迫る三尾の山々からは琵琶湖北湖を一望できることから軍事的にも重要な場所とされてきました。
湖上輸送が物流の中心だった終戦後まもなくまでは、大溝のまちも大いに栄えましたが、陸上輸送にシフトするとともにその賑わいは次第に薄れていきました。
ところが平成27年に、このエリアが国の「重要文化的景観」として選定されたことを契機として、古代からの歴史事実なども再注目され、脚光をあびる様になりました。
選定エリアは、JR近江高島駅の徒歩圏内という便利な場所にありながら、県内においても独特の水辺景観を今に伝える地域です。
主な見どころは、戦国時代の水城跡として貴重な石垣を残す大溝城跡、その南東に広がる打下集落と乙女ヶ池、そしてその北西に広がる勝野のまち並み一帯です。
また平成27年4月には、「日本遺産」の一つとして滋賀県の琵琶湖の水と人々が織りなす文化を集めた「琵琶湖とその水辺景観 ~祈りと暮らしの水遺産~」が認定され、このテーマを構成する文化財として「大溝の水辺景観」も選ばれました。
「大溝の水辺景観」の特徴 その1
近世(戦国時代〜江戸時代)の”最先端のまちづくり”が
今もまちの中にいきています
「大溝の水辺景観」の特徴 その2
歴史ロマン薫る、癒やしの水辺空間があります